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[BOOKデータベースより]
1945年、第二次大戦の舞台となり廃墟と化したヨーロッパで、新たな歴史が動き始める。戦勝国アメリカ、イギリス、フランス、ソ連が各々の思惑を抱えながら、平和の構築に向けて激しい議論を交わし、戦後世界のあり方を模索するのである。本書は、第二次大戦終結からドイツ再軍備と北大西洋条約機構化の合意、そして偉大な政治家アーネスト・ベヴィン英外相の死に至るまでのヨーロッパを、国際秩序形成という視角から分析する。膨大な先行研究と一次史料を駆使した洞察から浮かび上がる姿は、米ソと同等に、あるいはそれ以上に大きな役割を果たしたイギリス外交の、対立を妥協に変え、交渉を安定へと導く巧みな叡智である。大国間協調体制とその挫折、シューマン・プランの電撃的発表、大西洋同盟の発展…戦後国際秩序は誰により、如何にして形成されたのか?―壮大な実験に挑戦したヨーロッパのドラマを通じて、外交の実態と本質を現在の私達に突き付ける。
現代国際政治史の再構築
[日販商品データベースより]1 戦後平和の模索―大国間協調体制の展開と限界(戦後処理問題をめぐる協調と対立―一九四五年〜一九四七年;ヨーロッパ分断の展開―一九四七年)
2 西欧統合の胎動―英仏協調と西欧同盟(「第三勢力」構想とブリュッセル条約―一九四八年;西欧同盟と欧州審議会―一九四八年〜一九四九年 ほか)
3 大西洋同盟の形成―西側安全保障とドイツ再軍備問題(英米関係と大西洋同盟―一九四八年〜一九四九年;「ドイツ問題」とドイツ再軍備問題―一九四九年〜一九五〇年 ほか)
「ヨーロッパ分断」体制としての戦後平和
第二次大戦終結から北大西洋条約機構化の合意、政治家アーネスト・ベヴィン英外相の死に至るまでのヨーロッパを、国際秩序形成という視角から分析。〈受賞情報〉サントリー学芸賞政治・経済部門(第24回)