ニューヨーク知識人の源流

１９３０年代の政治と文学

彩流社
秋元秀紀　

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 2001年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784882027171

内容情報

[BOOKデータベースより]

アメリカにおける最初の「知識人」―モダニズムと反スターリニズムを原点に、ヨーロッパ文化の導入に努めたニューヨーク知識人グループの創成期を、政治文芸誌『パーチザン・レヴュー』の歩みを通して描き出す。

序章　三〇年代から四〇年代へ
第１章　一九三九年、白鳥の歌
第２章　一九三七年の異端―『パーティザン・レヴュー』グループの誕生
第３章　第一次『パーティザン・レヴュー』の生と死―一九三四‐一九三七
第４章　第二次『パーティザン・レヴュー』の出発―「二つのＭ」と文化英雄たち
第５章　一九三八年秋の転機―三〇年代の終焉に向けて
第６章　「かくして、一九四〇年代の夜明けは訪れる…」―失われた幻想と回心
補章　幻想からの回復期―グランヴィル・ヒックスの八月二二日以後

[日販商品データベースより]

アメリカ文化の中枢を占める、ユダヤ系知識人たちの出発点。反スターリニズムとモダニズムの旗を掲げた政治文芸誌の源流を辿る。