マルセル・デュシャン

絵画唯名論をめぐって
叢書・ウニベルシタス　７０１
Ｎｏｍｉｎａｌｉｓｍｅ　ｐｉｃｔｕｒａｌ．

法政大学出版局
ティエリー・ド・デューヴ　鎌田博夫　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2001年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784588007019

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９１２年デュシャンは突然に絵画を“放棄”し、奇妙なオブジェによる自ら“レディメード”と呼ぶ作品を“発明”した。このデュシャン思想の展開を芸術史的・精神分析的見地から解釈を試み、新たな芸術家像を描き出す。

またしても芸術と精神分析になるだろうか
移行
理論的間奏
啓示
反響
色とその名
レディメードと抽象画
変移

[日販商品データベースより]

1912年に突然に絵画を「放棄」して，「レディメード」と呼ぶ挑戦的な芸術作品を生み出したデュシャンの精神変移を，精神分析的・絵画唯名論的に解釈する試み。