- ロックミュージックの社会学
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2001年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787231901
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【2019年03月発売】
[BOOKデータベースより]
ロックを成立させ、ロックであることを決定づける価値観の体系―支配圏・中央圏を否定する“アウトサイド”指標、純粋芸術に挑戦しつづける“アート”指標、ポピュラリティを獲得していく“エンターテイメント”指標―この三指標は、時代的背景である対抗文化との相互依存関係のなかで生み出され、相互に絡み合いながら継承されてきた。それは、演奏者が自己をロック・ミュージシャンと強烈に自負するとき、聴衆がロックを受容すると意識するとき、「ロックとして卓越した存在になること」を証明する原理なのである。三指標が文化的正統性をめぐって牽引しあいながら築くトライアングル=ロック“場”に入り込み、ロックに仮託された超越・反抗・逸脱の感覚と心性の社会的構造を検証する。
第1章 ロックミュージック文化の三つの指標
[日販商品データベースより]第2章 ロック“場”の理論
第3章 ロック“場”の展開
第4章 日本のロック―六〇年代
第5章 日本のロック―七〇年代
第6章 日本のロック―八〇年代
終章 日本のロック―九〇年代
誕生から35年をへて錯綜するロック・イメージを、アウトサイド、アート、エンターテインメントの3つの指標で解析。そこに仮託された超越・反抗・逸脱の感覚の社会的構造を検証し、ある種のコンプレックスを背負って展開してきた日本のロック受容史をたどる。