光を求めて扉を開かん

ハンセン病元患者たちのたたかい

新日本出版社
新日本出版社　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2001年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784406028318

内容情報

[BOOKデータベースより]

国の誤った強制隔離政策と世間の差別と偏見のもとで、地獄の苦しみをなめてきた人たちの心の叫びを記録し、熊本地裁判決の画期的意義、たたかいをささえた日本共産党の姿を明らかにする。

第１部　光を求めて扉を開かん（ハンセン病元患者が語る―国の控訴期限を前に；たたかって、自分の人生がよみがえった―国を控訴断念に追い込んで；手記・病苦と、この国に生まれた不幸二一世紀に残したくはなかった；手記・断種の辛さ老いて重く；人間回復の旗掲げて　ほか）
第２部　国を断罪した熊本地裁判決から控訴断念まで（ハンセン病国賠訴訟・熊本地裁判決の意義；国は控訴せず全国解決を急げ（「しんぶん赤旗」主張）；控訴は新たな人権侵害“入園者が死ぬのを待つのか”；一日も解決をのばすのは許されない　国は控訴を断念し全面解決を；命がけの気迫が政府を動かした　ほか）

[日販商品データベースより]

いま人間回復への一歩を踏み出したハンセン病元患者たち。その心の叫びを記録し、判決の画期的意義と運動を支えた姿を明らかにする。