現代映画への旅

１９９４ー２０００

講談社
山根貞男　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2001年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784062105897

内容情報

[BOOKデータベースより]

映画時評１９９４‐２０００。誕生から百年を越えて激変する日本の、そして世界の映画の、現代への旅。

「映画百年」前夜―『アブラハム渓谷』
コトバとモノの輝き―『ピアノ・レッスン』
“喜活劇”とそのさき―『リフ・ラフ』『トカレフ』
雲仙のロケ現場で―『首領を殺った男』
涙とカタルシス―『リトル・ブッダ』『夏の庭Ｔｈｅ　Ｆｒｉｅｎｄｓ』
映画が失ったもの―プレストン・スタージェスとフリッツ・ラング
遠近法の狂い―市川雷蔵の映画と『長い見送り』
フレーム意識と笑い―『みんな〜やってるか！』『釣りバカ日誌スペシャル』
文学と映画のあいだ―『全身小説家』
何もない映画―『棒の哀しみ』『１１９』〔ほか〕

[日販商品データベースより]

誕生から１００年を過ぎた映画の現在を見つめるこの７年間の時評。映画が時代を越え、国境を越えて広がっていく様を、日本映画最高の論客が世界を視野に入れて語る。