- 三月は深き紅の淵を
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2001年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062648806
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:5)
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「傑作宣言」レビューコメント
章の構成が本当に巧みです。1冊の本を巡る物語となっていて、本当にありそうな話→あるかもしれない話→これから書かれる話→書き手の現実と空想が混ざっていく話、という流れが、読み手の本に対する憧れを高め、感情を高めていきます。大人向けでもありライトノベル的でもあり、読み返す楽しみや他のシリーズを手に取る楽しみもあります。私は「第三章 虹と雲と鳥と」の過去と現在の凄惨な事件に見舞われる話が救いがなくて好きです。(まくまく/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
ファンの間では”終わっていない話をかく作家”と愛される恩田さん。余韻の残る結末はきっちりした終わりを好む方には最初は受け入れにくいかもしれませんが、世界観の繋がった別作品に出逢えた時の感動がより深まります。作家さんが本を愛しているから小説家になったんだろうなと個人的に感じる一冊です。不思議な世界に浸れるのが大好き。本がテーマの話ってそれだけで読みたくなりませんか?(はすい/女性/20代)
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「傑作宣言」レビューコメント
タイトルに惹かれ手に取った一冊。読み始めたら、ぐいぐい物語に引き込まれてしまいました。全く違った4つのショートストーリーで構成されていますが、ページに収まらないくらいどの話も世界観がすごい!このページ数でこの設定はもったいない〜!と思っていたら、その後次々に他の作品につながっていく恩田ワールド。ドキッとする場面や、著者の観察眼による鋭い文章など、純粋に小説を読む楽しみを教えてくれる一冊です。ミステリやファンタジー好きな方にオススメ。(アルパカ/女性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
一冊の本を巡る不思議。たった一冊、一日だけ貸すことを許される本。それは誰が書いたのかどこにあるのか。その本の存在を求めて急遽旅立つ女性二人、少女の死はその本に関係があるのか・・・最後の章の意味は。謎は謎のままがいのか、そう思いながらもつい考えられずにはいられない。恩田作品に一歩踏み入れたら思わぬ深みで抜け出せなくなった・・・そんな思いを抱かせる作品です。(りぶれ/女性/40代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 読んだときの衝撃はずっと心に残ってます。面白い!面白い!面白い!
[BOOKデータベースより]
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。