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[BOOKデータベースより]
かつては「石油と輸入穀物」は、企業養鶏の躍進を可能ならしめた最大の功労者であったのだが、今やそれは両刃の剣と化した。企業養鶏はかつての功労者それ自身によって、その前途を塞がれようとしているのである。このとき自然循環型農業の一環として小羽数平飼い自給養鶏を採り入れるならば、いかなる事態に直面しようとも、大自然の続く限りそれは悠久の自立が可能である。本書はその「小羽数農家平飼い養鶏」について概要を説明したものである。
1 農家養鶏のすすめ―小羽数平飼い養鶏
[日販商品データベースより]2 農家養鶏の基本―企業養鶏とのちがい
3 有機栽培と農業人口論
4 鶏の食性とエサ
5 平飼い用の鶏種と卵質のよしあし
6 鶏の育成法
7 「自然卵」の上手な産ませ方
8 廃鶏の淘汰
9 平飼い鶏舎のつくり方
10 自家用養鶏を始めよう
増補(自然卵養鶏法の再確認;飼料と給与方法をめぐって;育すう、飼い方、病気、消毒;販売、経営など)
自然卵とは、自然の恵みを充分鶏に与え、薬剤不要の健全な母鶏から産まれる卵をいう。薬を与えず、自然を与えよ、この合言葉ともに培われてきた本当の自然卵養鶏法を説く。