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[BOOKデータベースより]
本書は、国立民族学博物館の共同研究「独立後のアフリカにおける国家政治と民族関係の総合的研究―共存の伝統とネオ・エスノセントリズムの関係」の成果報告の一部である。この共同研究は編者の和田正平が組織し、一九九四年四月から一九九八年三月までの四年間にわたっておこなわれた。
第1部 紛争と多様化する民族関係(砂漠化と民族紛争の背後にあるもの―マリ国の場合;セネガル・モーリタニア紛争をめぐる民族間関係;民族自治体制下における民族間関係―エチオピア・ガンベラ地方における紛争 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 共存と伝統を超えた民族関係(地域社会における共生の論理―熱帯多雨林と外部世界の交渉史より;民族の共存・交流のかたち―一九七〇年代、コンゴ(旧ザイール)東部における多言語併用の動態から;移動からみたダンスの交流 ほか)
第3部 儀礼と越境する民族関係(仮面儀礼に表象される隣国人―カメルーン・ナイジェリア国境地域の事例から;イニシエーションの現在とアイデンティティ―キプシギスの場合;託宣に刻印された民族接触の記憶―ズィオン聖霊教会の現在 ほか)
アフリカにおける共存とネオ・エスノセントリズムの関係に注目し、独立後の国家政治と国境を越えて展開していく民族間関係を分析した、国立民族学博物館の共同研究の成果報告。