- 中世フランドル都市の生成
-
在地社会と商品流通
Minerva西洋史ライブラリー 48
- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2001年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623034147
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 図説ハプスブルク帝国 新装版
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2018年05月発売】
- アメリカ史のなかの人種
-
価格:802円(本体729円+税)
【2006年06月発売】
- ストーンヘンジ
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年01月発売】
- ラテン・アメリカ史 1(メキシコ・中央アメリカ・カリブ海)
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【1999年08月発売】
- 巨石
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2006年06月発売】




























[BOOKデータベースより]
フランドル地方ほど典型的に「中世都市」が発展した地域はないといわれている。本書では、中世フランドル都市の生成・成長の問題を、在地経済・在地社会との関係から明らかにする。そして、在地住民が織りなす多層的な商品流通世界にスポットをあて、諸侯権力と初期都市民とのかかわりも問題にする。
序章 問題の所在と本書の構成
第1章 フランドルにおける大都市の生成とその複合要因―イープルの初期発展をめぐる研究史
第2章 フランドルにおける修道院都市の発展と年市―中小都市メーゼンの場合
第3章 フランドル年市の古層的系譜―ヘントの聖バヴォ年市を中心に
第4章 フランドル都市の初期発展と農業的基盤―飢饉に関するガルベルトゥスのテキストと学界論争
第5章 フランドル都市経済の在地流通的基盤―都市ヘントと周辺都市に関する流通税表の相互比較分析
第6章 フランドル都市経済における地域連関の生成―流通税表を素材としてみたスヘルデ河流域のニシン流通を中心に
第7章 フランドル都市経済と生活物資商品化の諸過程―都市サン・トメールの流通税表をめぐる層位学的考察
第8章 フランドル都市の成長とインフラストラクチャー―新港建設と干拓事業をめぐる研究史
終章 フランドルにおける都市・流通・権力―フランドル伯の行為とその限界