枕草子 中

講談社学術文庫　１４０３

講談社
清少納言　上坂信男　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2001年05月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784061594036

内容情報

[BOOKデータベースより]

幼少の頃から和漢の深い教養を身につけ、鋭い感受性と機知、そして文才を育んだ清少納言。その才能は、後宮という環境と邂逅をとげたとき、日本文学史に残る名随筆として結実した。ひたすらに中宮定子を愛慕し、賛美をささげるその筆は、卓越した豊かさと鋭さとをもってさえわたる。『枕草子』書き下ろし全訳注第二巻。

御かたがた、君達、上人など
中納言まゐり給ひて
雨のうちはへ降るころ
淑景舎、東宮に
殿上より、梅の
二月つごもり頃に
ゆくすゑはるかなるもの
方弘は、いみじう人に笑はるゝ者かな
見苦しきもの
言ひにくきもの〔ほか〕

[日販商品データベースより]

幼少の頃から和漢の深い教養を身につけ、鋭い感受性と機知、そして文才を育んだ清少納言。その才能は、後宮という環境と邂逅をとげたとき、日本文学史に残る名随筆として結実した。ひたすらに中宮定子を愛慕し、賛美をささげるその筆は、卓越した豊かさと鋭さとをもってさえわたる。「枕草子」書き下ろし全訳注第2巻。