イスラム教徒とキリスト教徒の対話

中東・北アフリカ地域に生きる人たちとの課題

北樹出版
久山宗彦　ムハンマド・エッザト　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2001年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784893848079

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書では人類教育に直接関わり、歴史的には一貫性をもった三大宗教思想が、中東・北アフリカ諸国では特にどのような意味をもっているのか、更に、特にイスラム教徒、キリスト教徒間の対話について言及する。また、これら啓典の民の「神」中心の文化と日本人の「和」中心の文化を比較し、「和」の文化の方から貢献出来る宗教的価値とはいかなるものであるか、逆に、一般に日本人は啓典の民から特にいかなる宗教的価値を学び、また理解していかなければならないか、率直に論じる。

１　契約の宗教としてのユダヤ教・キリスト教・イスラム教
２　求心力・遠心力として働くユダヤ教・キリスト教・イスラム教
３　暮しのなかのユダヤ教・キリスト教・イスラム教
４　持て成しの聖者、ロト―対話の模範
５　イスラム教徒とキリスト教徒の対話
６　中東・北アフリカ地域の人たちとの対話