- 国際公序法の研究
-
牴触法的考察
日本比較法研究所研究叢書 55
- 価格
- 4,510円(本体4,100円+税)
- 発行年月
- 2001年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784805705544
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[BOOKデータベースより]
本書は、表記の主題に関して著者がこれまで二〇年余に亘ってさまざまな機会に公表してきた諸研究を体系的にまとめて一本としたものである。収録にあたっては、誤植の修正等、最小限の変更にとどめ、初出後に行われた内外の法改正や初出後に刊行された諸文献への言及は意図的に差し控えられている。なお、引用条文は全体を通じて、各章の原稿執筆当時のものである。
第1部 国際私法における公序(わが国際私法における公序条項の適用について―「欠欠否認説」に対する若干の疑問;わが国際私法における公序条項の構成について―「欠欠否認説」と多喜教授の理解;西ドイツ国際私法における公序条項の適用について―離婚に伴う親権の帰属の場合 ほか)
第2部 関連問題(国際私法における両性平等について―イタリアにおける展開;国際私法における「是正条項」について―クロイツァー教授の構成を中心として;国際私法における「性転換」について―ヨーロッパにおける論議 ほか)
第3部 渉外判例研究(大韓民国法上の法定期間徒過後に提起された死後認知の訴えの許否と法例三〇条;日本人妻のフィリピン人夫に対する離婚請求と法例三〇条、離婚に伴う親権者の指定の準拠法;日本人妻のエチオピア人夫に対する離婚請求と法例三〇条―補充的連結としての「妻の本国法」他 ほか)