雇用システムと労働条件変更法理

有斐閣
荒木尚志　

• 価格: 7,260円（本体6,600円＋税）
• 発行年月: 2001年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784641143050

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書は、労働条件変更法理を従来の法理論の枠内にとどまって議論するのではなく、雇用システムないし労働市場の機能、紛争処理システムといった視点から把握し、これに検討を加えようとするものである。

第１章　問題状況と検討の視角（労働条件変更法理をめぐる問題状況；検討の視角）
第２章　アメリカにおける労働条件変更法理（アメリカの雇用関係の外的・量的柔軟性―解雇の自由とその修正；随意的雇用原則下の労働条件変更　ほか）
第３章　ドイツにおける労働条件変更法理（ドイツの雇用関係の外的・量的柔軟性；労働条件設定システムと労働条件変更法理　ほか）
第４章　日本における労働条件変更法理（日本の雇用関係の外的・量的柔軟性；労働条件設定システムと労働条件変更法理　ほか）
第５章　総括（雇用システムと労働条件変更問題；個別的労働条件変更法理と集団的労働条件変更法理）