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[BOOKデータベースより]
本書は、政治・経済の諸分野を視野にいれつつ、中世の政治権力と仏教を中心とする宗教との関係―とりわけ天皇、鎌倉幕府・室町幕府と仏教―の実態、および思想や文芸の担い手であった僧侶・寺院の宗教文化活動について、従来の宗派史の視点からは見過ごされてきた分野の諸事実を明らかにすることに力を注ぎ、中世国家の特質と宗教の社会的機能を究明しようとする意図をもっている。
第1篇 護持僧と祈祷所(護持僧の成立と歴史的背景;関東祈祷寺の成立と分布;関東祈祷寺の展開と歴史的背景)
[日販商品データベースより]第2篇 室町幕府と比丘尼御所(足利氏の女性たちと比丘尼御所;遠江国浅羽荘の成立と変遷;遠江国浅羽荘と比丘尼御所)
第3篇 六十六部聖と唱導説話(中世廻国聖と「社寺交名」;六十六部聖の成立と展開;源頼朝転生譚と唱導説話)
余篇(小杉榲邨の蒐書と書写活動―正倉院文書調査の一齣;鎌倉中期歌壇の動向―後嵯峨上皇幸西園寺詠翫花和歌(金沢文庫本)について;北白河院藤原陳子と明恵)
個々の宗教史・教学史の枠を越え、中世政治権力と宗教の関係の構造的な実態解明に挑む。研究の手薄な史料を取り上げ、新たな解釈を試みる。