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[BOOKデータベースより]
少年事件が社会的に大きな関心を呼び、法改正も主張されていた二〇〇〇年六月、早稲田大学法学部は、「少年非行と法」と題する公開講座を開催した。本書は、その講演記録であり、五つのテーマによって、少年非行と法に関わる問題の所在を明らかにし、問題提起を行っている。
1 少年非行の原因と予防―社会統制のあり方をめぐって(「少年」とは;戦後の少年非行の動向 ほか)
2 少年と性―青少年保護条例を中心として(「性」行為に関する刑事規制・制裁;性的表現物と青少年の保護 ほか)
3 少年事件における加害者と被害者―修復的司法への道(少年事件における被害者の地位;被害者の法的地位 ほか)
4 少年法の理念と少年審判―少年法改正問題をめぐって(少年法の仕組みと少年法の理念;「少年法の一部を改正する法律案」と各政党の少年法改正案 ほか)
5 非行少年の処遇―刑罰か保護処分か(非行少年に対する処遇理念としての「保護」;「保護処分に代えて刑罰へ」という刑罰化の主張 ほか)