- Oじいさんのチェロ
-
あかね・新えほんシリーズ 8
The cello of Mr.O.あかね書房
ジェーン・カトラー グレッグ・コーチ タケカワユキヒデ- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2001年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784251009289
[BOOKデータベースより]
わたしの街は今、戦争にまきこまれているの。街にいるのは子供と女性と老人と病人たちだけ。とってもこわいおもいをしているわ。ある時、いつも『オー』っておこるおじいさんが、広場でチェロを弾いてくれたの。みんな、生きてく勇気をもらったみたいだった。ところがある日、爆弾がOじいさんめがけてとんできたの…。
[日販商品データベースより]私の街は今、戦争のせいで子どもと女性と老人と病人達だけ。いつも恐い思いをしている。ところがある日、Oじいさんが広場でチェロを弾くと…。シンガーソングライター・タケカワユキヒデ初の翻訳絵本。
この絵本に関しても予備知識なく読んだら、戦争中のお話でした。Oじいさんと呼ばれ、子どもたちからおっかながられているおじいさんは有名なチェロの演奏家でした。
空襲をうける中、Oじいさんが弾くチェロは皆に勇気を与えます。
非常時の中の芸術の力・音楽の力を感じる作品です。演奏が皆に勇気を与えるのは、戦時下でも弾き続けるOじいさんの勇気や心意気があってこそなのでしょう。
いつの時代の戦争なのか?作者がこの作品を描こうとしたきっかけは?そのあたりが知りたいと思いました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】