- 近代日本幣制と東アジア銀貨圏
-
円とメキシコドル
小野一一郎著作集 1
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2000年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623032945
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 60歳からの知っておくべき経済学
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年05月発売】
- 【図解】新・経済学入門
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年06月発売】
- 人的資本の論理
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2024年04月発売】
- 一橋商学論叢 Vol.16 No.1
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2021年05月発売】
- 億万長者への道は経済学に書いてある
-
価格:1,628円(本体1,480円+税)
【2018年12月発売】
[BOOKデータベースより]
第一巻は著者が生前すでに作成していた編集プランに沿うものである。日本の多くの社会制度と同様に、日本の貨幣制度の変転も常に外からやってきた。遅れて世界市場に参加した日本は、アングロサクソンの国際通貨環境の論理に合わせざるをえなかった。近代化に乗り出す日本が、貿易に重要な安定した通貨を支配できなかった事情を検証し、貿易銀貨流通の努力の失敗、金本位制の採用から国際通貨秩序に合わせ変革していく日本の、絶えざる自己改革の軌跡を論考する。
第1章 日本におけるメキシコドルの流入とその功罪
第2章 日本における近代的貨幣制度の成立とその性格―初期幣制と洋銀との交渉
第3章 東亜におけるメキシコドルの終焉
第4章 日本における金本位制の成立過程
補論1 国際金融―貨幣制度の国際的関連を中心として
補論2 メキシコドルの終焉に関する鬼頭教授の遺稿について
補論3 金解禁の動因について―野呂栄太郎の金解禁論をめぐって