- 子ども理解とカウンセリングマインド
-
保育臨床の視点から
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2001年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784893470713
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[BOOKデータベースより]
本書では、「子ども理解」はどうあるべきか、保育の場がなぜ臨床の場となる必要があるのかを、実践事例を駆使してわかりやすく具体的に解説した。
序章 保育のはじまり
[日販商品データベースより]1章 「わたし」とは何だろう
2章 カウンセリングマインドと保育臨床
3章 子どもを知る
4章 保育者の役割
5章 子どものSOSを読み取る
6章 親と子と保育者の絆
7章 違いの理解と保育
本書は学生のみなさんが実践事例や文学作品などを通して、子どもと自分への理解を深め、ロールプレイングや記録分析などの演習を通して子どもとかかわる心や身体の動き、他者の気持ちなどを想像する力を培っていただき、カウンセリングの基礎知識が子どもや保護者との関係づくりに機能するよう願って、以下のようにその内容を構成した。
序章では、状況を生きる子どもと保育について考える。
1章では、「わたし」について興味深い切り込みをしている。
2章では、カウンセリングマインドと保育臨床の視点、保育臨床の場が立ち上がるとはどういうことかについて理論的におさえてある。
3章は、みなさんが保育の場に出て子どもを理解するための手がかりを得る方法を中心にまとめている。
4章は、保育者の基本的な役割について述べている。
5章から7章までは、いじめやチックなど集団状況での関係の歪みの表れ、親と子、保育者の絆が結ばれていくまでの過程に生じるさまざまな問題、障害児や外国人などのマイノリティの子どもの違いの理解と関係のつくり方などを中心として、親も子どもも保育者もわたしという存在を取り戻す過程を実践事例をもとにまとめてある。
おわりにでは、カウンセリングマインドは知っているだけでなく関係づくりに生きて働くようにするためのものであり、みなさんの想像力を豊かにするトレーニングの視点が提供されている(本書「まえがき」より抜粋)。