思春期の危機を生きる子どもたち

Ｈａｒｕｋａ　ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ　

はるか書房 星雲社
中西新太郎　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2001年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784795240742

内容情報

[BOOKデータベースより]

続発する少年犯罪、引きこもり、援助交際、学級崩壊―。いま思春期の育ち方にどんな変化が起きているか。大人・社会の責任とは何か。変貌する少年少女たちの「つきあい世界」、消費文化世界の巨大な影響力、家族関係の揺らぎと変化をリアルにとらえ、現代日本特有の思春期の困難とその打開の途を探る渾身の書き下ろし。

第１章　思春期の子育てへの戸惑いと不安（生き悩む子どもたち；揺らぐ親子の結びつき）
第２章　成長のかたちが揺らいでいる（振り子型成長からトライアングル型成長へ；親のようには生きられない子どもたち）
第３章　変貌する少年少女たちの「つきあい世界」（思春期の行動変化をどうみるか；自分を認めてくれるだれかが欲しい；青少年はどのように「社会」をつくっているか）
第４章　家族というつながりを見直す（母親にかかる子育ての重圧；子どもとともに生きるとはどういうことか）