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[BOOKデータベースより]
本書は近代性、あるいは近代思潮に関する研究書である。明治以前に遡る歴史的概念と明治以降の翻訳概念とが、現在、生活世界や政治の領域で交わされている日常語をどのように規定=拘束しているのかを問題として、“公”というカテゴリーをめぐる言説の、流布された自明性を解体し、そのことによって、社会関係の結び目(ソシアビリテ)をより生存しやすい交通様式へと開いている。
歴史的創造という視角
[日販商品データベースより]第1部 勧進と社会的交通―結社の可能態(公共負担構造の転換―解体と再組織化;租税公共観の前提―勧進の脱呪術化;メディエーションと権力―近世都市災害史断章)
第2部 王権表象としての結界(都市王権と中世国家―畿外と自己像;隔壁の誕生―中世神泉苑と不可視のシステム;存在被拘束性としての洛中洛外―瀬田勝哉『洛中洛外の群像』によせて)
第3部 江湖の思想(公共性問題の輻輳構造;明治における江湖の浮上;中世禅林と未完のモデルネ)
「日本」史を素材として、パブリックなものとオフィシャルなもののせめぎあう関係、〈公共圏〉存立のあり方を追究。中世禅林の概念「江湖」をキーワードに、新たな社会関係の可能性の模索と歴史的創造を問う書。