冬眠する哺乳類

東京大学出版会
川道武男　近藤宣昭　森田哲夫　

• 価格: 5,720円（本体5,200円＋税）
• 発行年月: 2000年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784130602082

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書では、生態学的機能と生理的機構を追求する研究者が、さまざまな研究材料を用いて、さまざまな生物学的側面からアプローチする冬眠研究の最前線を紹介する。しかし、たんに研究者の論文を並べた論文集ではない。冬眠研究を包括的に理解するために、かなりの工夫をこらした。

１　冬眠とはなにか（冬眠現象；冬眠の生態学）
２　冬眠する哺乳類（コウモリ；シマリス；ヤマネ；クマ―生態的側面から；クマ―生理的側面から；アカネズミと日内休眠）
３　冬眠研究の応用（冬眠制御；ヒトへの応用）

[日販商品データベースより]

恒温性を獲得した哺乳類が体温を低下させる冬眠現象は、単なる「冬ごもり」ではなかった。冬眠する哺乳類の生態、生理、さらに冬眠制御・誘導など応用研究の可能性について語る。