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[BOOKデータベースより]
「自我の確立」と「無我の境地」。めざすべき人格のあり方はどちらか?自我を主張しすぎるとエゴイズムの蔓延をもたらす。一方、無我とは滅私奉公であるとの歴史的誤解も根深い。本書では、大乗仏教の唯識学と現代アメリカの哲人・ウィルバー思想を手がかりに、自我と無我の本来的意味を整理する。「無我と空」「自我とエゴの違い」「未我→自我→無我のプロセス」などをわかりやすく解説。その上で、自我と無我の対立概念を超えた全宇宙論を提唱。到達すべき人間成長のビジョンを明確にした、思想的挑戦の書。
序章 自我か、無我か―日本の精神史百年の葛藤
[日販商品データベースより]第1章 手がかりとしての唯識とウィルバー思想
第2章 大乗仏教における「無我」の意味
第3章 「無我」ではなく「四知」の主体―凡夫から仏陀への道
第4章 自我中心性の克服としての発達
第5章 全宇宙の構造
第6章 「個と集団」の成熟した関係―バランスのとれた進化へ
「自我の確立」と「無我の境地」はどちらが大切か。仏教と心理学の基礎に個と共同体の成熟した関係を問う。日本人の精神性を高める論考。