- ざぼんじいさんのかきのき
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2000年09月
- 判型
- A4変
- ISBN
- 9784265034642
[BOOKデータベースより]
ざぼんじいさんはあまいかきをいつも一人じめ。おとなりのまあばあさんにくれるのは、葉っぱやえだばかり。そこで、まあばあさんは…。
[日販商品データベースより]ざぼんじいさんは、甘い柿をひとりじめ。まあばあさんに分けてくれるのは、葉や枝ばかり。でも、まあばあさんは大喜び。小学校初級向。
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小学2年生への読み聞かせ、ちょうど柿がスーパーに並ぶ秋を選んで読みました。9分半くらい。
絵のインパクトや美しい柿の色使いも手伝って、遠くからも見やすく、ちゃんとオチもあるストーリーで、読み聞かせには向いている絵本です。主役であるざぼんじいさんを低く太い声で、隣に引っ越してくるまあばあさんを高く優しい声で、と読みわけもしやすい分、子供たちの反応も上々でした。
ざぼんじいさんが意地悪でやっていることを、まったく意地悪だとは受け取らずに、なんでも楽しんでしまうまあばあさん。ついには我を忘れたざぼんじいさんが、大事にしてきた自分の柿の木を切ってしまい…。
ざぼんじいさんがあまりに極端で分かりやすいキャラクターなために、読み終わると子供たちからは「欲ばるからやん!」とあきれた声が。その他には「柿ってそんなに美味しいんや…」「柿食べたくなった」という素朴な感想も聞かれました。
まあばあさんの様に、例え人に意地悪されてもそれを物ともせず、むしろ楽しんでしまうような生き方もある。そういう人の周りには、魅力を感じて人がたくさん集まってくる。そんなことを、何となくでもいいからこの物語から感じ取って欲しいな、と思いながら読んでいます。(ぬらりさん 30代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】