- ループ
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2000年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041880067
[BOOKデータベースより]
科学者の父親と穏和な母親に育てられた医学生の馨にとって家族は何ものにも替えがたいものだった。しかし父親が新種のガンウィルスに侵され発病、馨の恋人も蔓延するウィルスに感染し今や世界は存亡の危機に立たされた。ウィルスはいったいどこからやって来たのか?あるプロジェクトとの関連を知った馨は一人アメリカの砂漠を疾走するが…。そこに手がかりとして残されたタカヤマとは?「リング」「らせん」で提示された謎と世界の仕組み、人間の存在に深く迫り、圧倒的共感を呼ぶシリーズ完結編。否応もなく魂を揺さぶられる鈴木文学の最高傑作。
[日販商品データベースより]世界的に流行するガンウィルスの謎を解くため、バイクでアメリカの大地に乗り出した。そこで見たものは人類が未だ到達しえなかった究極のビジョン。リング・らせんに続く三部作の完結編。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
鈴木光司さんの本は、貞子ブームが起きる前から、『リング』『らせん』『ループ』とシリーズをリアルタイムで読んでいました。98年に発表された今作はもう衝撃でした。今まで描いてきた世界が実は○○○○でというオチが壮大すぎて、泡吹いて倒れそうになりました。どこまで話を広げるんだよと。愛する人と誓いを交わすラブストーリーの線も含まれているので、それには素直に涙しましたよ。少し読書と疎遠になっていた大学生の時、これを読んで、どんどんSFやファンタジーをあさっていくようになりました。やっぱり、しっかり作り込まれたシチュエーションやバックグラウンドの上に成り立つ「なんでもあり」な世界に惹かれるみたい。
鈴木光司さんの本は、貞子ブームが起きる前から、『リング』『らせん』『ループ』とシリーズをリアルタイムで読んでいました。98年に発表された今作はもう衝撃でした。今まで描いてきた世界が実は○○○○でというオチが壮大すぎて、泡吹いて倒れそうになりました。どこまで話を広げるんだよと。愛する人と誓いを交わすラブストーリーの線も含まれているので、それには素直に涙しましたよ。少し読書と疎遠になっていた大学生の時、これを読んで、どんどんSFやファンタジーをあさっていくようになりました。やっぱり、しっかり作り込まれたシチュエーションやバックグラウンドの上に成り立つ「なんでもあり」な世界に惹かれるみたい。
中島さなえ/作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/27
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】