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[BOOKデータベースより]
2002年の学校完全週五日制の実施で小・中学生の学習項目が大幅に削減され、学校スリム化時代がいよいよ本格的にスタートする。学校の負担を軽くしながらさまざまな教育問題を緩和できるか、子どもの学びを豊かにできるか。その受け皿として地域は、そして例えば子どもの生活に深く根を下ろしている塾はどう関わりうるのか。長く塾を主宰した経験から、豊富なデータをもとに塾をとりまく現状とこれからの可能性を模索する。
第1章 日本に学習塾が存在する理由を考える(三つの教育力と学習塾;学習塾が成り立つ社会的背景)
第2章 学習塾の実態(学習塾の分類;中学受験と学習塾 ほか)
第3章 学習塾と子どもたち(子どもは学習塾をどう見ているか;進学塾の子どもの生活 ほか)
第4章 学校スリム化時代の学習塾(学習塾は二極分化していく;学校スリム化時代の学習塾 ほか)