[BOOKデータベースより]
ぼくは、春にうまれたばかりのヤマメの子、ピンク。山奥の水のきれいな川にすんでいる。ピンクのひれが、ぼくのじまんさ。あぶない目にもあうけれど、ぼくはまいにち、げんきいっぱい!さわやかな水のなかでくりひろげられる魚や鳥や虫たちのドラマをあざやかなタッチで描きだす、自然派アーティスト村上康成のデビュー作。
[日販商品データベースより]春に生まれたヤマメの子ども、ピンク。いつもおなかぺこぺこ。おいしいえさを探して毎日、川の中をすーいすい。人気絵本作家のデビュー作が装いも新たに版元を変えてよみがえりました。
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夏の初めの山の奥。冷たい水はいい気持ち!きらきら流れる川の中で泳いでいるのは、春にうまれたばかりのヤマメの子。ピンクのひれが自慢なのが主人公、ピンクです。ヤマメの子たちはくいしんぼう、いつもおなかぺこぺこ、はらぺっこん。みんなが虫をねらっています。「わっ、これはおいしそう。」ピンクが見つけた虫を食べようと口を開けた途端、イワナのおじさんにえさを取られます。ところが次の瞬間にはそのイワナのおじさんがヤマセミに捕らえられて…!爽やかな水の中が一瞬のうちに緊張につつまれます。見ている読者がドキッとする時間でもあります。その後、ピンクは釣りのおじさんにも捕まりそうになるけど、無事に生還。すぐに川の中はいつもの静かで穏やかな気配に戻ります。その様子を見て私たちは気がつきます。「ああ、これがヤマメたちの日常なんだな。」そんなヤマメの一日のクライマックスの時間は夕暮れ時。大好物のカゲロウの大群がやってくるのです。みんなそわそわして…。きれいな水の中で繰り広げられる魚や鳥や虫たちのドラマを、鮮やかなタッチで描き出した『ピンク、ぺっこん』は、大人気絵本作家村上康成さんのデビュー作品です。釣りがライフワークの一つでもある自然派アーティスト村上さんが初めて川でヤマメに出会ったのは小学校3年生の時。以来ずっと虜になっているのだそうです。そのヤマメの一生を通して自然の美しさ、力強さ、感動を体験できるのが「ヤマメのピンク」シリーズ。村上作品の原点、まだ読んでいないという方には、絶対おすすめします。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ヤマメの子供がえさにありつくまでの、川での生活のお話です。
食べて、食べられてという生態系もそのままお話になってます。
トリに食べられてしまう場面では
息子は「食べられちゃったの?」とちょっとかわいそうになったようでしたが
弱肉強食の世界が少しわかったのではないかな・・。
魚の絵ががかわいくて読んでみましたが、ちょっと意外な展開でした。
でも自然の厳しさに真正面から取り組んだ所に好感が持てました。
夕方、えさにありつく場面は圧巻です!
続編があるようなので、読んでみたいと思います。(きゃべつさん 30代・埼玉県 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】