- かようびのよる
-
Tuesday.
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2000年05月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784198611910
[BOOKデータベースより]
それは、とある火曜日の晩のことだった。あたりがすっかり暗くなったころ、町外れの池から、蓮の葉に乗ったカエルたちが飛びたって…。日米両国で高い評価を受け、以前ベネッセコーポレーションから刊行されていた傑作絵本。コール・デコット賞、絵本にっぽん賞特別賞受賞。
[日販商品データベースより]それは、とある火曜日の晩の事だった。あたりがすっかり暗くなったころ町外れの池から、蓮の葉に乗ったカエルたちが飛び立って…。コールデコット賞・絵本にっぽん賞特別賞受賞作。
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これは実際にあったことです。火曜日のよる8時頃。静まりかえった池の水面に月の光を浴びて浮かび上がるのは・・・蓮の葉に乗ったカエルたち!?一体何が起きているのでしょう。気がついたら夜空にはカエルがたくさん飛んでいて、どうやら町へ向かっているらしいのです。みんな同じ方向を向いて、窓の横を通り過ぎ、強い風に吹き飛ばされている干しっぱなしのシーツに巻き込まれ、大きな屋敷で居眠りをしているおばあさんの横でテレビを楽しみ、犬に追いかけられ。やがて明け方がやって来ると・・・。言葉で書くと、とても有り得ないような出来事ですが、実に事細かにリアルな描写で描かれていて、目が釘付けになってしまうのです。美しく奇妙な景色、不思議な浮遊感、そしてほとんど文章がないのに感じる大きなストーリー性。まるで映画を見ているような感覚にしてくれます。自由自在なカメラワークが気持ちいい!アメリカのとある町、とある火曜日に何が起こっているのか、町の人はこの出来事をどう捉えているのか。来週の火曜日には、また違う何かが起こるのか?デヴィッド・ウィーズナーの作品の魅力は、なんといっても読む人の想像力が刺激されていくところですよね。コールデコット賞、絵本にっぽん賞特別賞受賞、日米両国で高い評価を受けている『かようびのよる』。一度読んだら忘れられない1冊となることは間違いありません。あ、もうひとつ。カエルたちのユーモラスな表情も意外と愛らしいので、こちらもお見逃しなく。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
文字は殆どありませんが、絵の迫力が素晴らしく、本当に映画を見ているようでした。
しかも、3D?!
今にも蛙がこちらに飛び込んでくるような、
蛙を乗せた睡蓮の葉UFO?が、風を切る音が聞こえてくるような
そんな気がしてしまうのです。
息子へ読み聞かせるとき、どう読んだらいいか迷いましたが、
ちょっと効果音を入れつつ、絵をよく見てもらえるよう、ゆっくりページをめくりました。
初めは戸惑っていた様子の息子でしたが、
蛙が洗濯物に突っ込んだあたりで笑いだし
犬への逆襲をかける頃には、手を叩いて喜んでいました。
ありえない!でも、もしかして・・・?
ハラハラし通しの「かようびのよる」の騒動、ラストのオチが最高でした。
リアルでいて、人間味たっぷりの蛙達が
愛嬌があって可愛いような、やっぱりちょっと気持ち悪いような・・・。
絵の好き嫌いはあると思いますが、他の作品とはひと味もふた味も違う異色作。
お子さんから大人の方まで、ぜひご一読ください!(ランタナさん 40代・埼玉県 男の子8歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】