日本の社会政策とジェンダー

男女平等の経済基盤

日本評論社
塩田咲子　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2000年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535582651

内容情報

[BOOKデータベースより]

社会政策という政策領域を雇用と社会保障分野の両方におき、それぞれの領域での男女の関係、とりわけ女性がどのように位置付けられてきたかを歴史的に検討してゆく。

第１部　女子労働政策から男女雇用機会均等政策へ（戦時女子労働政策の遺産―性別役割分業と母性保護；高度経済成長期の女子労働；男女雇用機会均等法と性別役割分業の変革　ほか）
第２部　女性をめぐる雇用と税・社会保障政策（国際機関の提案およびスウェーデン・アメリカ・イギリスの経験と日本の問題；「多様な就業形態」と性別役割分業；社会政策改革と日本のフェミニズム　ほか）
第３部　２１世紀高齢社会とジェンダー平等な社会政策（家事労働の評価と税・社会保障政策；家事労働研究と社会政策；税・社会保障、育児・介護の整合的改革　ほか）