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[BOOKデータベースより]
子どもはなぜ学校に行かなければならないのか。なぜ教育を受けなければならないのか。言うまでもなく、子どもがひとなみの大人になるためには、適切な生育環境が必要である。幼いときに言葉を聞く機会がなければ、子どもは言葉を話せない大人になるであろう。しかし、適切な生活環境として必ずしも学校が必要なわけではない。人間は、少なくとも庶民は、長いあいだ学校なしで生きてきた。誰もが学校に行くようになったのは、近代以降のことである。子どもは必ず教育を受けなければならないという考え方は、近代啓蒙思想とともに始まった。だからこの思想とその展開のなかに答えを、あるいは少なくとも答えへのヒントを、見いだすことができるはずである。本書は、上の問いに対する一つの答えを、近代公教育の思想のなかに見いだそうとする試みである。
第1部 公教育・国民教育・世界市民教育(教育基本法;近代公教育の原理;国民教育の展開;国際化時代の公教育 ほか)
第2部 人格の完成をめざす教育(教育基本法の教育目的;啓蒙思想の教育論;ポパーの知識論;理性的存在の形成)