- ヤギの絵本
-
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2000年03月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784540991363
[BOOKデータベースより]
手紙を食べちゃった黒ヤギさん。ハイジのかわいいおともだち。おばけのトロルをかしこい知恵でたいじした3匹。ヤギは、いつだって、子どもたちのアイドルだ。でも、かわいいだけのヤギさんじゃない。ヤギ汁は南の国のすてきなごちそう。ヤギチーズは、とっておきの高級チーズだ。さあ、やんちゃなヤギとのくらし、きみもはじめよう。
メェメェ、いっしょにあそぼう!ヤギは子どもがだいすき
乳母がわりのヤギかあさん、子ヤギとは乳兄弟
ヤギは、ほんとうに紙を食べるのかなあ?
ヤギはむかし、お百姓さんの味方だった
品種紹介
飼育ごよみ
春は、子ヤギの季節
湿気とあつさによわいヤギは、梅雨がとっても苦手
秋はヤギの恋の季節
ヤッター!!かわいい子ヤギが産まれたよ!〔ほか〕
好奇心旺盛なヤギは子供がとても好き。小屋がけ、餌やり、種付け、出産、乳搾り、食べ方など。
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ヤギの育て方、種類、性質、ヤギ乳を使ったお料理、歴史などを教えてくれる学習絵本・実用書。
この絵本を読んで、「子どもの頃に、ヤギの乳を飲まされた」と言っていたおじさんの話が、ようやく現実として理解できた。
ヤギと言えば、うちも実家が農家だったし、近所も農家だったが、飼っている人がいなかったから、アニメの「アルプスの少女ハイジ」に出てくるキャラクターとしての印象しかなかった。大人になってから、フランス産のヤギ乳のチーズを食べる機会はあったが、ヤギと言う生き物について、そんなに知ったり、触れ合ったりする機会はないまま今に至る。
だから、知らないことがたくさんあった。
本書では、日本の農村で飼われていたヤギの様子がイキイキと描かれている。著者が子どもの頃は、ヤギは普通に飼育されていた動物だったという。
ヤギの出産や、世話、餌や病気について、そしてヤギを殺して肉として食べることについても、しっかり向き合って真面目に教えてくれる。食用として飼う場合、避けては通れぬ「と殺」については、「キミが決める」という言葉で、読者に判断をゆだねているところが、心に残った。
私は、動物を飼うと、どうしても「家族」だと思えてくるので、きっとヤギを飼ったら、最後まで家族の一員としてお世話をすると思った。
「ヤギは家族や親戚だけで食べきれる」という説明が、リアルだ。私たちのご先祖様は、モノのない時代、今よりもずっと不便だった時代に、動物と共に生きて、命をつないできた様子が想像できて、神妙な気分になった。
命というものについて、考えさせられる。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】