激白プロレスラー烈伝

宝島社文庫　

宝島社
別冊宝島編集部　

• 価格: 723円（本体657円＋税）
• 発行年月: 2000年04月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784796617697

内容情報

[BOOKデータベースより]

「プロレス」の魅力とは何だろう？別冊宝島『プロレス読本』シリーズに残されていた多くのインタビューから、マット界の「現在」への流れを読み取るにふさわしいと思われる原稿だけを厳選、新たに編み直したのが本書である。「引退」を目前に控えていた猪木をはじめ、蝶野、船木、小川たち総勢２４人の激白集。

１　理想―トップレスラーの哲学（蝶野正洋（新日本プロレス）―もしかしたら、プロレスっていうのは俺の人生の中では通過点かもしれないね；船木誠勝（パンクラス）―これからのパンクラスは、総合格闘技の「極真」を目指します！　ほか）
２　途上―頂上を目指す日々（近藤有己（パンクラス）―自分に自信がないのにどんどん上に行く。そういう怖さもありましたね；小島聡（新日本プロレス）―プロレスラーになりたい！失恋がきっかけで夢がかなうこともあるんです　ほか）
３　異能―個性派たちの祝祭（バス・ルッテン（現フリー）―故郷に居場所を失ったバイキングは、日出づる国を“外国人天国”に変えてしまった；高野拳磁（現フリー）―子供やお年寄りが凄いってわかるプロレス。にっかつロマンポルノに戻ればいいじゃん　ほか）
４　アクシデント―怪我との闘い（鈴木みのる（パンクラス）―俺はもう俺でしかない。そのかわり、それをどんなふうに見られても…；馳浩（現全日本プロレス）―バックドロップ臨死体験。「心臓が止まっていた時間、自分で自分の姿を見てました」　ほか）
５　「カムバック」―引退からの再出発（グレート小鹿（大日本プロレス）―ああ、波瀾万丈！プロレスにすべてを賭けた生き様はせつない涙の味がする；大仁田厚（現フリー）―カムバックの真相とＺＥＮ設立の本心。「キレイごとだけじゃ、食っていけない…」　ほか）
エピローグ　２１世紀への手紙（アントニオ猪木（現引退）―２１世紀型プロレス概論。「伝説的なニューヒーローは、もう少し時間が経ってから出てくるんじゃないかな」）