[BOOKデータベースより]
アスモデウスは、地獄の支配者、おそろしい悪魔の息子。でも、悪魔の子にしては性格がおとなしすぎる。ある日、パパはアスモデウスを地上におくりだすが…。スウェーデンの人気作家ウルフ・スタルクの最新傑作。
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悪魔の国になじめないアスモデウス。
悪魔としての適性には欠けるようですが、兄弟の中でも心の優しさでは優等生です。
どうして、怒ったり悪いことをしなければいけないのだろう。
親からすれば困ったことだったのですね。
人間界に出されて人の魂を取ってくるように命じられたのですが、アスモデウスは人間の子どもたちにさえいじめられてしまいます。
意味のない魔法をかけてみたり、パン屋さんに助けられて天使だと勘違いしたり、とんちんかんを繰り返すうちに、不治の病の弟を助けるためならば魂を渡しても良いという少女に巡り合いました。
魂をもらいうけるためと弟を治してあげたアスモデウスでしたが、悪魔は良いことをしてはいけなかったのです。
悪魔の世界では困りもののアスモデウス。
少女を人間界に返す時の、アスモデウスが少女を思う気持ちが素敵です。
これからが楽しみになるような終わり方ですが、続編はないのでしょうか?(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】