この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- アンデス文明ガイドブック
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年01月発売】
- 新視点 出雲古代史
-
価格:4,290円(本体3,900円+税)
【2024年01月発売】
- 心とアートの人類史
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2022年03月発売】
- 今こそ学ぼう地理の基本
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2018年08月発売】
- 歴史をうがつ眼
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2022年12月発売】
[BOOKデータベースより]
本書は、著者がこれからの考古学の理論的・実践的研究の発展に大きく貢献できると考える認知考古学のあり方について模索したものである。現在の認知考古学は複雑な様相を呈しており、認知考古学を称する研究の中にもさまざまなバリエーションがある一方、認知という言葉自体は多用しなくてもその基本的枠組みにおいて認知的といえる研究もある。こうした複雑な状況を整理し、認知考古学の射程を定めていくことが、目的の一つである。主として理論的問題を扱った第1部と、事例研究を中心とした第2部から構成されている。
第1部 認知考古学の理論と方法(考古学において心はどのように扱われてきたか;認知諸科学における近年の発展;認知考古学の理論と方法)
[日販商品データベースより]第2部 縄文から弥生へ―ケーススタディ(現在までの研究の問題点;属性による空間的変異の位相差とコミュニケーション―後期後葉〜晩期前半;「縄文」と「弥生」のカテゴリーに関わる人工物の動態―後期後葉〜晩期後半;住居跡と埋葬遺構の分析―後期後葉〜弥生時代開始期;土器製作スキーマと文化動態)
考古学における普遍的かつ基本的問題に関わる理論的枠組みを認知的視点から再構築することをめざす著者が、認知考古学とは何かを日本考古学の資料を用いて世に問う。〈受賞情報〉雄山閣考古学賞特別賞(第9回)