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[BOOKデータベースより]
本書は、著者の学位請求論文「中世初期南都における戒律復興の研究」に若干の手直しを加えたものである。覚盛の『菩薩戒通受遣疑鈔』を輪読した折りに南都における通別二受なる受戒方軌の独自性に気づいたことが、研究の出発点となっている。
第1章 官僧・遁世僧と論議における戒律
[日販商品データベースより]第2章 戒律復興運動初期の動向
第3章 俊〓の戒律理解
第4章 覚盛の通別二受の主張
第5章 良遍の戒律理解
第6章 南都律学の系譜
第7章 夢と好相と懺悔
第8章 叡尊門侶集団における構成員の階層―近事・近住と形同・法同沙弥
第9章 叡尊門侶集団における菩薩戒の授受―西大寺蔵『授菩薩戒用意聞書』と『授菩薩戒作法』を中心に
第10章 覚盛と叡尊の犯戒意識の相違
第11章 叡尊の思想と八斎戒とその信仰
仏教の戒律が形骸化した時代、新しい受戒制度を創出した僧・覚盛の思想を解明し鎌倉新仏教への道を明らかにする。史料註解・索引を付す。