- 妖怪学入門
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2000年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784795401440
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 今すぐ使えるかんたんぜったいデキます!パソコン超入門 改訂新版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年08月発売】
- 現代ミリタリーのゲームチェンジャー
-
価格:980円(本体891円+税)
【2025年10月発売】
- できるWord & Excel & PowerPoint 2024
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年05月発売】
- 言語学でスッキリ解決!英語の「なぜ?」
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年11月発売】
- 比叡山
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2025年08月発売】





























[BOOKデータベースより]
ちょうど、現代と同じく時代の転換期であった明治時代にも、「妖怪」についての見方を示した二人の人物がいた。一人は、「哲学」の普及をめざして東洋大学を創立した井上円了である。明治20年代から『妖怪学講義』などを出版し、近代人の特質である合理的な見方に立って、日本人の「妖怪」に関するものの見方・考え方を、新しい時代のなかで問い直したのであった。それからしばらくのちに、もう一人の人物である柳田国男が、民俗学を提唱するなかで、妖怪を「神と人」との関係から捉え直したのであった。現在の妖怪に関する見方は、この二人に代表される流れを引き継いでいるが、新時代への転換を迫られている現代において、ふたたび現れた人々の「妖怪」への関心がなにに起因するのか、本書は、それを考えるためにも、改めて「妖怪と日本人のかかわり」の原風景を、多くの人々とともに振り返った。
妖怪とうそ話―遊び心と想像力
妖怪たちの諸相―資料から見る
コレクターの心にひそむ妖怪
妖怪と仏教―怪しき「異形のものたち」
民俗学からみた妖怪
井上円了の妖怪学―その今日的な意義