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[BOOKデータベースより]
本書は、まず、美術工芸品の調査・修理に当たっての基本的な考え方や材料、方法の発展などをまとめました。次に、仏像の修理とそれを支える技法や技術、東大寺の大仏に代表される金銅仏の鋳造法や材料、古代の金めっきの再現などを紹介します。また、日本人に古くから親しまれてきた漆工芸品の修理のようすをくわしく解説し、漆の特性、漆文化財の保存法などをさぐります。続いて、日本独自の甲冑の修理や刀装金具制作技法を、実例をもとに説明します。そして、文化財染織品の修理と染料分析の現状についてまとめます。
調査・修理 人々と共に生きた仏像の長い時間を想い、修理を行う―仏像修理の現場から
調査・修理 天平の巨大プロジェクトを解明する―東大寺大仏の歴史と鋳造工法
基礎研究 化学組成と鉛同位体比で探る薬師三尊像の材料
基礎研究 古代金属の世界を再現―古代の金めっき
人と馬の関わりを語る馬具の歴史
調査・修理 古代から育まれてきた漆の技法を探る―漆工芸品の保存修理
基礎研究 天然塗料・漆を通して日本人の営みを探る―漆の特性と漆文化財の保存法
調査・修理 工芸分野のさまざまな技法や材料の集大成―甲冑の構成と修理
戦うための刀を飾るさまざまな金具―日本の刀装金具
調査・修理 仏教の儀式や生活の場を彩るさまざまな織物―文化財染織品の保存修理
基礎研究 古代の人々の装いを美しく彩る文化財染織品の染料分析