- 細胞膜・核内レセプターと脂溶性シグナル分子
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- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2000年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784897060750
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[BOOKデータベースより]
本特集で取り上げる脂溶性シグナル分子とは、特異的レセプターを介し、細胞内シグナルを始動する低分子量脂溶性生理活性物質と定義したい。細胞内の各種生物反応や、情報伝達系に関与する低分子量脂溶性物質は無数に存在する。一方で、厳格にその生合成・分解が制御され、かつ特異的レセプターを有するものの数は限られるように思う。このようにレセプターリガンドとして働き、この定義にあてはまる代表的な脂溶性シグナル分子の例にエイコサノイド類やステロイドホルモン類をあげることができよう。エイコサノイド類は細胞膜上に、ステロイドホルモン類は細胞核内にレセプターが存在することが、古くから生化学的に証明されていた。また、ダイオキシンをはじめとした脂溶性低分子量薬物には細胞質にレセプターが存在することがわかっていた。一方これら脂溶性リガンドの特異的レセプター群のcDNAクローニングの成功は、およそ10〜15年位前であった。これ以後、レセプターの機能および個体での生物学的意義については飛躍的に理解が進んだことは周知の事実である。同時に、脂溶性リガンドシグナルがいかに細胞内で伝達されるかが分子レベルで語られるようになった。
第1章 細胞膜レセプターを介する脂溶性シグナル分子の作用機構(概論―脂質メディエーターのデュアルレセプター仮説;脂溶性シグナル分子の生合成と分解;脂溶性シグナル分子の細胞膜レセプターとシグナル伝達;脂溶性シグナル分子と疾患)
第2章 核内レセプターを介する脂溶性シグナル分子の作用機構(概論―脂溶性リガンドによる転写制御の分子メカニズム;核内レセプター分子の機能;発生/分化における核内レセプターの役割;核内での脂溶性シグナル伝達の異常がもたらす疾患)