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[BOOKデータベースより]
『宝島』は世界でもっとも面白い海洋冒険小説として知られています。物語の時代は18世紀。具体的にいうなら1760年代あたりでしょうか。まだ帆船しかなかった頃で、実際に西インド諸島の近くには海賊もいたらしく、海軍の戦いといっても海賊行為と変わらないものが多かったそうです。そんな血なまぐさい出来事をたくみに物語の中に取り入れ、すばらしい冒険ロマンに仕上げたのが『宝島』というわけです。『宝島』のすぐれている点は冒険とスリルのみにあるのではありません。どんな場所や出来事も、まるで目に見えるように描かれ、登場人物のひとりひとりが当時の社会背景をふまえて個性豊かに表現されています。たとえば勇気と知恵のあるジム少年、人のいいトリローニさん、沈着で行動力に富むリブジー先生。シルバーにしても単なる悪党ではなく、男らしくて人情もある、いかにも海賊の首領にふさわしい人物です。子ども向きの小説でありながら、みがきこまれた文章で複雑な人間を描き分けられるのも、人間の二重人格ぶりをえぐってみせた『ジキル博士とハイド氏』の作者ならではの腕前です。