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[BOOKデータベースより]
時代の流れを反映して未解明の法律問題が次々と発生する保険法の諸問題に対処できる理論構築を目指して具体的な論点に言及。人保険契約法に関する研究を中心にまとめた、関係者必読の書。
第1部 他人のためにする生命保険契約(保険金受取人の指定・変更;生命保険金請求権取得の固有権性;保険金受取人が死亡した場合の保険金請求権の帰属)
第2部 人保険契約と財産法(保険契約の解約返戻金請求権と民事執行・債権者代位請求;保険契約と詐害行為取消権・否認権;生命保険契約に基づく権利の担保化―米国における生命保険証券の担保的譲渡と対比しながら)
第3部 人保険契約とモラル・リスク(傷害保険契約と他保険契約の告知義務・通知義務;モラル・リスクに関する判例の展開と保険法理論の課題)
第4部 人保険契約と民事責任法(保険契約と損益相殺―搭乗者傷害保険を中心として;保険契約と民事責任)