- シェイカー通りの人びと
-
Shaker lane.
ほるぷ出版
アリス・プロベンセン マーティン・プロベンセン 江國香織- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 1999年10月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784593503971
[BOOKデータベースより]
シェイカー通りにすむ人びとは気ままな人たちばかりです。家は質素だし、庭にはがらくたがたくさんころがっています。子どもから大人まで、みんなが助け合って生活をしていました。しかし、貯水所建設のために、シェイカー通りを去ることになったのです。カルデコット賞受賞作家が、地域社会の移り変わりを、淡々と、そして印象深く描いた作品です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ちょうちょ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2013年09月発売】
- マドレーヌのクリスマス
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2000年11月発売】
- おひさまパン
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2003年07月発売】





























淡々と描かれたシェイカー通りの移り変わりに、人の暮らしと、環境の変化を見つめた作品です。
本当の話でしょうか。
ハーキマー姉妹が所有していた広い農場の土地が、少しずつ売りに出されることになりました。
広い土地に二人だけの生活というのも、元気で農場が営まれていた頃はどうだったのかが気になるところではあるのですが、新しい家が建ち、様々な人が移り住んできます。
そして、今度はその土地に貯水所が建設されるために、人々が立ち去っていきます。
人間模様と土地の姿の変遷を、読者は見つめているだけなのに、しみじみとした気持ちになります。
せっかく建てた家が水に沈んでいきます。
人の暮らしが消えていきます。
見ていて、つらい気持ちになりました。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】