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価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2006年01月発売】
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【2006年01月発売】
[BOOKデータベースより]
本書ではここ10数年来(場合によっては戦前より)議論されている10のテーマを取り上げた。これらのテーマ選定が、はたして適切なものであったかどうかは、読者の判断にまかせる以外にはない。ただし、筆者はかって、ある高名な日本経済史家から「世の中に経済論争と呼ばれるものは数多くあるが、そのなかで本当に重要な論争は“日本資本主義論争”といったように必ず普通名詞が付けられている。反対に、論争当事者の名前が付いたものは、その大半が不毛の個人攻撃にすぎない」というお話を聞いたことがある。この基準に照らして考えると、本書で取り上げた論争類は普通名詞で呼ばれることが多く、ある程度は妥当な選択であったと自負している。
第1章 人口転換論争―経済発展は人口爆発を抑制できるか?
第2章 失業率論争―日本の失業率はかつて本当に低かったのか?
第3章 逆U字型仮説の検証作業―貧富の差は経済発展で解消できるか?
第4章 所得税捕捉論争―所得税は適正に徴収されているか?
第5章 消費支出論争―消費統計から景気動向を把握できるか?
第6章 消費者物価指数論争―物価指数は価格破壊を反映していないか?
第7章 家計貯蓄率論争―ミクロ統計とマクロ統計はなぜ乖離するのか?
第8章 公共投資統計をめぐる諸問題―公共投資データは帯に短し襷に長し?
第9章 経常収支の多国間不突合問題―黒字と赤字の境界線は明確か?
第10章 進化しつづけるSNA統計―SNA統計は「豊かさ」の代理指標たりえるか?