- 荀子
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 1999年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061593947
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[BOOKデータベースより]
古代戦国期、秦帝国出現前夜の激動の時代を生き、儒家ながら、伝統的な儒家の枠組みに収まりきらない異色の思想を展開した荀子。「性悪説」で名高い人間観や「天人の分」で知られる自然観、「礼の王国」論に見られる国家観等々、現実的かつ合理性に貫かれたその思想像を多角的に探り、中国古代思想史上の位置を明らかにする。
1章 荀子の生涯とその時代(激動と予兆と―戦国末期の社会;戦国最後の儒家―荀子の生涯)
[日販商品データベースより]2章 荀子の思想(天と人―自然と人間;人の性は悪なり―人間観の構造;礼の王国―国家構想 ほか)
3章 思想史のなかの荀子(理念と現実の間で―宿命としての虚構;諸子の時代の終末―荀子から荀子以後へ)
古代戦国期、秦帝国出現前夜の激動の時代を生き、儒家ながら伝統的な儒家の枠組みに収まりきらない異色の思想を展開した荀子。「性悪説」で名高い人間観や「天人の分」で知られる自然観、「礼の王国」論に見られる国家観など、現実的かつ合理性に貫かれたその思想像を多角的に探り、中国古代思想史上の位置を明らかにする。
「この本で私は、戦国「諸子」としての遊歴の生活をなしえた最後の儒家、ともいうべき思想家荀子を、彼の生きた歴史の舞台の上に置き、その思想活動にいくつかの方向から照明を当て、それを通して、彼の創造した思想世界の骨格を探り、また、歴史のなかで彼の思想が意味したものをつきとめようとした。中国古代の思想家、荀子の、私なりの肖像を描いたつもりである。」(III章2「諸子の時代の終末」より)
[本書の内容]
I章 荀子の生涯とその時代
1 激動と予兆と――戦国末期の社会
2 戦国最後の儒家――荀子の生涯
II章 荀子の思想
1 天と人――自然と人間
2 人の性は悪なり――人間観の構造
3 礼の王国――国家構想
4 欲望・生産・政治――経済思想
5 「名」の領域――言葉と国家
6 歴史を見る眼――歴史と自己規定
III章 思想史のなかの荀子
1 理念と現実の間で――宿命としての虚構
2 諸子の時代の終末――荀子から荀子以後へ
あとがき
『荀子』篇目表