- 北の内海世界
-
北奥羽・蝦夷ケ島と地域諸集団
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 1999年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784634607507
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[BOOKデータベースより]
本書は1998年8月、「北海道高等学校日本史教育研究会第22回研究大会」として、函館市で開催されたシンポジウムの記録である。従来の北方史研究ではほとんど取り上げられることのなかった、中世〜近世における蝦夷地仏教布教の問題や、戦国時代一向宗教団の北奥羽・蝦夷ケ島布教と「北の海の有徳人」の歴史などが、初めて本格的に論じられている。
第1部 「北の内海世界」の発見(北緯40度以北の10〜12世紀;糠部・閉伊・夷が島の海民集団と諸大名;北海道の戦国時代と中世アイヌ民族の社会と文化)
第2部 「北の内海世界」における国家・民族と文化接触・文化変容(防御性集落の時代をどうみるか―南からの力・北からの力 古代文献史学の側からの試論;蝦夷・北奥と本願寺教団;「みちのく」像の光と影―その宗教史的アプローチ;北の「倭寇的状況」とその拡大;討論のまとめ)
付論 授業化への一試み―「参加記」にかえて