- 「昭和」という国家
-
- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 1999年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140018569
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 山本五十六、最期の15日間
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年04月発売】
- 「明治」という国家 新装版
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2018年01月発売】
- ウオッゼ島篭城六百日
-
価格:776円(本体705円+税)
【2012年06月発売】
- 広島の消えた日 増補新版
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2010年03月発売】
- 暗殺の日本近現代史
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年09月発売】
[BOOKデータベースより]
「日本という国の森に、大正末年、昭和元年ぐらいから敗戦まで、魔法使いが杖をポンとたたいたのではないでしょうか。その森全体を魔法の森にしてしまった。発想された政策、戦略、あるいは国内の締めつけ、これらは全部変な、いびつなものでした。魔法の森からノモンハンが現れ、中国侵略も現れ、太平洋戦争も現れた。」司馬遼太郎が、軍部官僚の「統帥権」という“正義の体系”が充満して、国家や社会をふりまわしていた、昭和という“魔法の森の時代”を、骨身に軋むような想いで「解剖」する。日本のあすをつくるために。
何が魔法をかけたのか
“脱亜論”私の読みかた
帝国主義とソロバン勘定
近代国家と“圧搾空気”―教育勅語
明治政府のつらさ―軍人勅論
ひとり歩きすることば―軍隊用語
技術崇拝社会を曲げたもの
秀才信仰と骨董兵器
買い続けた西欧近代
青写真に落ちた影〔ほか〕