- 源氏物語の準拠と話型
-
- 価格
- 10,476円(本体9,524円+税)
- 発行年月
- 1999年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784784301942
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
|
ゲスト さん (ログイン) |
|
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
[BOOKデータベースより]
本書では主として源氏物語の準拠と話型構造に着目している。準拠の研究史の蓄積に則りつつ、話型構造論を媒介することで、源氏物語の構造的特色の検討とともに、作品論的にどのような達成を示したか、テクスト論的にどのような地平を開いているか、主題論的にどのような展開を見せるか、そうした諸相を見定めた。
序 源氏物語研究の方法と本書の概要
1 王権と家の物語の構造(桐壷帝の物語の方法―源氏物語の準拠をめぐって;桐壷帝と大臣家の物語―準拠と話型構造論の観点から ほか)
2 宿世の物語の構造(光源氏と桐壷院―宿世の物語の構造あるいは「長恨」の主題;柏木物語の方法―光源氏の陰画の物語あるいは宿世の物語の構造 ほか)
3 女君の流離の物語の構造(「帚木」三帖の物語の主題と方法―「雨夜の品定」から流離の物語へ;「雨夜の品定」の諷諭の方法 ほか)
4 平安文学諸論(『伊勢物語』「東下り」をめぐって;『大和物語』「蘆刈」譚論―東アジア古代文学比較論序説 ほか)