この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 照子と瑠衣
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年10月発売】
- しずかなパレード
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年02月発売】
- 東京セブンローズ 上
-
価格:990円(本体900円+税)
【2020年07月発売】
- ナイン
-
価格:715円(本体650円+税)
【1990年06月発売】
- 四十一番の少年 新装版
-
価格:671円(本体610円+税)
【2010年12月発売】




























[BOOKデータベースより]
戦局いよいよ見通しのない昭和二十年春のこと、東京根津に団扇屋を営む一市民が、日記を綴りはじめる。その驚倒・讃嘆すべき戦下の日常の細密な叙述には、一片の嘘もなく、まじりっけなしの真実のみ。耐乏に耐乏かさねつつ、人々は明るく闊達そのもの。この奇妙な時空は、悲惨ながら郷愁をさそわずにおかない。そして敗戦、日記はつづく。占領軍は、忌むべき過去を断つべく日本語のローマ字化をはかる…。国家、市民、そして国語とは何なのか?待つこと久し、笑いと勇気、奇想と真率。記念碑的名著ついに完成。