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[BOOKデータベースより]
あらゆる作家は、それぞれの世界との関わりの中で彼/彼女なりの距離の測定をしているはずだろう。本書は、川端の代表作を、彼の『感傷』『血』『記憶』といったものへのスタンスの特異性と、表現における遠近法の解体の度合いの二面に亘って測定していくことで、学界でも読書界でも二重に敬して遠ざけられているかの川端康成という作家とその作品に、すこしでも近づこうとする試みである。
少年の知慧・青年の感傷
「青い海黒い海」―万物の照応・統合なき世界
「伊豆の踊子」―批判される「私」
「雪国」―その遠近
「十六歳の日記」―病いの記憶・記録の病い
「骨拾ひ」―事実と虚構
『千羽鶴』―血の両義性あるいは源氏物語との関連
『山の音』―血縁への夢
「弓浦市」―「記憶」のテクスチュアリティ
「眠れる美女」―女性性への夢