- 花の自然史
-
美しさの進化学
北海道大学出版会
大原雅
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 1999年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784832997516

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
サクラハンドブック
-
大原隆明
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2009年03月発売】
-
植物の多様性と系統
-
加藤雅啓
価格:5,170円(本体4,700円+税)
【1997年10月発売】
-
日本の固有植物
-
加藤雅啓
海老原淳
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2011年03月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
本書は「色」、「香り」、「形」、「咲く」のシンプルなタイトルの4部から構成されている。というのも、花粉を運ぶ動物や昆虫たちのみならず、私たち人間もこの4つの特徴により花を認識していると考えたからである。さらに、この花の色、花の香り、花の形、そして花の咲きかたこそが、まさに繁殖のために進化してきた花の特徴でもある。本書では、花の多様性ならびにその美しさに秘められた進化の謎を、繁殖生態学、化学生態学、分子生物学、生理学などの多彩な側面から紹介する。
第1部 色(純白の植物の生きざま:「昆虫白」の不思議な花・ギンリョウソウ;ユリ属植物の多様な花の色と系統関係 ほか)
第2部 香り(花の匂いの進化を探る:モクレン属植物を例に;カンアオイの花生態:キノコバエをだまして花粉を媒介するタマノカンアオイ ほか)
第3部 形(交配様式と花の進化:オオバナノエンレイソウ;傘をさした植物たち:セリ科植物シシウドの性表現と開花習性 ほか)
第4部 咲く(多年草フタリシズカは、なぜ閉鎖花をつくるのか;花が季節や時を告げるしくみ ほか)