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ユーザーレビュー （1件、平均スコア：5）
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CECIL
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代数系の入門書として
はじめて代数を学ぶ人の最初の一冊としておすすめします。
定義→定理→証明、その間に豊富な例と問、節末の演習という流れで進んでいきます。
例では、定義を満たすことの確認や定理の使い方が詳しく説明されています。
例として名前が挙げられているだけのものについては自分で確認し、問を解くことで理解が進むと思います（定義や定理はしっかりと確認し、わからなければ具体的な他の例の証明を追えばいいです）
松坂和夫『代数系入門』と合わせて併読しましたが、本書の方が初学者に優しい書き方だと思います。
ただし、『代数系入門』では扱っていて本書で扱ってない内容もあります。
本格的に数学を学ぶ必要がある人はこれ1冊では不足ですので、読了した後は巻末の参考文献で挙げられているものや書店や図書館での見比べなどして自分に合うと思ったものを読むといいです。
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
第１章 整数（基本的な性質；合同式；オイラーの関数、メビュースの関数）
[日販商品データベースより]第２章 群（群の定義と群の例；部分群、一般結合法則；巡回群、群の位数、元の位数 ほか）
第３章 環と体（環；環のイデアル・剰余環・有理整数環Ｚ；環の準同型写像、準同型定理 ほか）
理工系基礎課程の学生を対象として，数学のどの分野にも必要な基礎知識である群，環，体を中心とした代数系の基本的な考え方を，できるだけ平易に解説した。